気密は必要か?

「高気密、高断熱住宅」は正しいのか?
「気密性が高い」と息苦しいのか?

昨日の続きです。

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この写真は、昨日の検査のひとコマです。
建物の内部を「負圧」にして、外部で専用の「煙幕」を焚くと・・・すき間から煙が入ってきます。昨日はほとんどが「サッシ」から入ってきました。昨今の日本のアルミサッシは随分と性能が上がり、断熱性・気密性が良くなってはいますが、やはり部材と部材との間に少しのすき間があるようです。逆に言うと建物のすき間がほとんどないので、仕方なくサッシから入ってきた・・・という状態でした。


『家づくりは夏をむねとすべし・・・』
昔から日本では、夏向きの風通しの良い開放的な家づくりを大切にしてきました。
「だから、あまり気密性能を高めないほうがいいのでは・・・」

しかし、よくよく考えてみると、開放的な家かどうかは、気密性能ではなく窓の配置の問題なんです。窓から風を取り込むことを『通風』といい、勝手に入ってくるすき間風を『漏気』といいます。不快なすき間風が良いはずがありません。

ましてや、『冬の快適性と省エネを実現させるためには、断熱が大切だ・・・』
と高断熱住宅が当たり前になり、省エネ性能の低い住宅は法律で建てる事ができなくなります。

そうなると、『気密性能』もとても重要になってきます。せっかくお金をかけて断熱性能を上げても、すき間だらけだと意味がありません。

つまり・・・現在の日本でいい家をつくるには・・・断熱性能を高める必要があり、気密性能を高める必要があるのです!
「なんとなく気密は息苦しそう・・・」という誤ったイメージだけで、すき間だらけの家をつくってはいけないのです!実際決して息苦しい事はありません。(笑)

と、難しい話で長いブログになってしまいましたが、日々こんなことを考えて家をつくっています。
まだまだ、続きの話はあるのですが・・・また別の日に・・・(^^)



【木と心】でお客様の幸せのお手伝いを・・・
   ◆ 株式会社 平野木材 ◆

明日も素敵な一日が皆様に訪れますように!


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by fujiioyako | 2017-08-01 21:31 | 建築 | Comments(0)
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平野木材 社長のブログです。


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