懸魚(げぎょ)
今日また宮大工さんの作業所へ材木を納品してきました。
相変わらず、一生懸命に作業をしておられました。なかでも熟練大工さんが一心不乱にこんなものを作っておられました!
『懸魚 げぎょ』というものらしいです。
大工仕事というよりも・・・「彫刻師」という感じです。まさしく熟練のなせる技です!
調べました。(^^)
ただひとつ残念な事があります。
これは平野木材自慢の「桧の無節」のとっても美しい木材でつくられているのですが、完成すると色を付けます。というのは、今回の仕事はお寺の改修工事だからです。しっかりした柱や梁や飾りものは残して使います。部分的に白木の材料が取付けられるとバランスが取れません。他の木材に合わせて色付けするのです。新築なら木材の良さが引き立つのですが・・・でもせっかくの大改修工事ですので、このあとまた何百年とお寺を長持ちさせるためには選りすぐりの良い材木を使わなければ・・・と思っています。
【木と心】でお客様の幸せのお手伝いを・・・
◆ 株式会社 平野木材 ◆
明日も素敵な一日が皆様に訪れますように!
相変わらず、一生懸命に作業をしておられました。なかでも熟練大工さんが一心不乱にこんなものを作っておられました!
『懸魚 げぎょ』というものらしいです。
大工仕事というよりも・・・「彫刻師」という感じです。まさしく熟練のなせる技です!
調べました。(^^)
お寺の屋根の破風板に下がる大きな飾りが特徴となっていますが、これは「懸魚(げぎょ)」と 呼ばれている、ちょっと珍しい響きのものです。 「懸魚」とは、神社やお寺の屋根の破風 板部分に取り付けられた妻飾りのことで、屋根の構造が、切妻造りか入母屋造りであれ ばたいてい付けられています。 この「懸魚」の語源は、文字通り「魚を懸ける」ことであり、 水と関わりの深い魚を屋根に懸けることによって、「水をかける」という意味に通じてい ます。 つまり、水の代わりに魚を屋根に懸けて、火に弱い木造の建物を火災から守る ために、 火伏のまじないとして取付けられたものなのです。
なるほど・・・またひとつ賢くなりました!(笑)
ただひとつ残念な事があります。
これは平野木材自慢の「桧の無節」のとっても美しい木材でつくられているのですが、完成すると色を付けます。というのは、今回の仕事はお寺の改修工事だからです。しっかりした柱や梁や飾りものは残して使います。部分的に白木の材料が取付けられるとバランスが取れません。他の木材に合わせて色付けするのです。新築なら木材の良さが引き立つのですが・・・でもせっかくの大改修工事ですので、このあとまた何百年とお寺を長持ちさせるためには選りすぐりの良い材木を使わなければ・・・と思っています。
【木と心】でお客様の幸せのお手伝いを・・・
◆ 株式会社 平野木材 ◆
明日も素敵な一日が皆様に訪れますように!
by fujiioyako
| 2018-02-05 17:40
| 建築